防衛省共済組合契約商品記念品(JSDFカレッジリング)

 
自衛官の皆様は、米軍との交流パーティー等で礼服を来た米軍人が徽章勲章等とともに、必ずと言っていいほどカレッジリング(英語ではClass Ring又はMilitary Ring)を着用しているのをご覧になった事があるでしょう。
 
米軍では、士官は士官学校卒業時(任官時)にほぼ全員がカレッジリングを作って一生物として社交の場には、着用する文化と習慣があります。下士官も礼服の「ブルードレス」着用階級に昇進した際などに作ります。
 
2011年米陸軍ウェストポイント士官学校卒業式「リングセレモニー」風景

同じくウェストポイント学校を卒業し、海兵隊に任官した士官
米海兵隊においては、陸軍ウェストポイント・海軍アナポリス・空軍コロラドスプリングスのような独自の士官学校がありませんが、アナポリスやウェストポイトを卒業した者が海兵隊士官に任官する場合もあるそうですし、通常の4年制大学を卒業し、海兵隊に士官する者もいるらしく、従って、米海兵隊員のカレッジリングは様々だそうです。

そもそもカレッジリングの発祥は、1835年に陸軍士官学校(ウェストポイント)の卒業生達が任官するのを記念して同志で作ったものが始まりです。その習慣は、海軍兵学校(アナポリス)にも広まりました。
 

 
それが米国東海岸の大学(アイビーリーグ)にも伝わり、現在のように広まったそうです。アメリカ大陸各国、イギリス、アイルランド、オーストラリア、南アフリカ、フィリピンなど英語文化圏で広く認知されていて、最も盛んなのは米国です。

尚、「カレッジリング」は和製英語であり、米英ではClass Ringと呼びます。classは「階級」であり、この場合は卒業した学校・資格(学位・国家資格等)・所属団体・コンテスト優勝の名誉等を指し、正確にはclassifica-tion(階級・格付け)ringです。
つまり、栄誉や記念、あるグループに所属する「それを身に着けるに値する者のみ」のプライドを表現するもので、自分で自分に与える一種の勲章と言えます。学校卒業記念リングは、School ring、その発展形のアメリカ4大スポーツなどの優勝記念がチャンピオンリングです。
 
 
欧米男性の指輪着用(保有)率は80-90%ですが、日本人男性の指輪着用率は結婚指輪を含めても5-10%と言われ、「カレッジリング」の文化や習慣は根付いているとは言えません。しかし、カレッジリングやチャンピオンリングは必ずしも常時着用しなければならないというモノではありません。米軍人も、主にパーティーなどの「ハレの場」に着用します。(もちろん戦闘態勢中には着用しません)

JSDFリングは同盟軍米軍の文化と習慣に則り、「記念すべき事柄、誇るべき事柄」を一点物の指輪に込める【勲章】ともいえる品です。防衛記念章に劣らぬ「誇りと業績を刻み込む」ものです。既に当社では、進歩的な多くの自衛官自衛隊員の方々にお作り頂いている実績があります。